製品保証・修理受付の管理表(Excel・無料)
製品を登録した人の台帳、保証期限の目安、修理の進み具合を、1つのExcelファイルで管理できるテンプレートです。保証や修理の問い合わせが、メールや紙に散らばり始めた小規模ブランド向けに作りました。
Excelファイル(.xlsx)です。名前やメールアドレスの登録は不要です。Microsoft Excel で使う想定で作っています。Excelがない場合は、無料のGoogleスプレッドシートに読み込んで使えます。
管理表の中身
5つのシートでできています。各シートの5行目に架空の見本が入っているので、書き方が分かります。
| シート | 入れること | 自動で出ること |
|---|---|---|
| 使い方 | なし | 使う順番と、色の見方の説明 |
| 製品一覧 | 型番、製品名、保証期間(か月)、説明書のURL | なし |
| 製品登録台帳 | 登録日、シリアル番号、購入日、購入店、購入者の連絡先、購入証明、販促の同意 | 保証期限の目安、期間内かどうかの目安、シリアル番号の重複 |
| 修理受付 | 受付番号、状態、症状、対応内容、担当、連絡日、保証の判断 | 台帳の購入日、保証期限の目安、受付からの経過日数 |
| 集計 | なし | 未完了の件数、7日以上たっている件数、月別の受付件数、製品ごとの件数 |
入る件数は、製品50件、製品登録1,000件、修理受付500件までです。
使い方
- 見本を消します。製品一覧、製品登録台帳、修理受付の5行目の白いセルを消すか、上書きします。灰色のセルには計算式が入っているので、消さないでください。
- 製品を入れます。製品一覧に、型番と保証期間を入れます。
- 登録を入れます。購入者から登録があったら、製品登録台帳に1行追加します。型番と購入日を入れると、保証期限の目安が表示されます。
- 修理の依頼を入れます。依頼が来たら、修理受付に1行追加します。シリアル番号が台帳にあれば、購入日と保証期限の目安が自動で表示されます。台帳にない場合は、確認した購入日を「購入日(手入力)」に入れます。
- 状態を更新します。受付→確認中→対応中→完了の順に変えます。集計シートを見れば、止まっている依頼に気づけます。
保証期限の目安の数え方
この管理表では、購入日のNか月後の前日までを保証期限の目安にしています。その月に同じ日がないときは、その月の末日までとします。
| 購入日 | 保証期間 | 保証期限の目安 |
|---|---|---|
| 2026/01/15 | 12か月 | 2027/01/14 |
| 2026/01/31 | 1か月 | 2026/02/28 |
| 2024/02/29 | 12か月 | 2025/02/28 |
| 2026/03/01 | 12か月 | 2027/02/28 |
これは計算上の目安です。数え方は会社の保証規定によって違うことがあります。規定と違う場合は、規定を優先してください。保証の対象になるかどうかの判断は、自社で行い、修理受付の「保証の判断」の欄に記入します。
運用するときの注意
- 個人情報を守る:購入者の氏名や連絡先が入ります。ファイルにパスワードを設定し、見られる人を担当者に絞ってください。
- 同意を分ける:保証の連絡と販促メールの同意は別のものです。販促を送るのは「同意あり」の人だけにしてください。
- 同時に編集しない:複数人で同時に編集すると、内容が上書きされることがあります。担当を決めるか、更新する時間を分けてください。
- 控えを残す:1つのファイルが消えると、すべての記録を失います。定期的に別の場所へコピーしてください。
Excelで足りなくなるとき
件数が少なく、担当者が1人なら、この管理表で十分です。次のようなことが増えてきたら、別の方法を考える時期かもしれません。
- 購入者に購入日や型番を聞き直すやりとりが、毎回発生する
- 進み具合を聞かれるたびに、表を確認して手でメールを返している
- 複数の担当者が同じファイルを更新していて、どれが最新か分からなくなる
- 購入者から届いたレシートの写真が、メールの中に散らばっている
ほしょうQRは、製品に付けたQRから購入者が登録や修理の申し込みをして、メーカーは届いた内容を管理画面で更新する形のサービスとして準備しています。現在は提供開始前で、架空のデータで動きを試せるデモを公開しています。
よくある質問
本当に無料ですか
無料です。ダウンロードに登録も不要です。個別のサポートはありません。
自社に合わせて変更してもいいですか
自社で使う範囲なら、列の追加などを自由にしてください。計算式が入った灰色のセルを変えると、自動の計算が正しく動かなくなることがあります。内容の正しさは保証していないので、使う前に自社の規定と合っているかご確認ください。
Googleスプレッドシートでも使えますか
使えます。Googleスプレッドシートの「ファイル」→「インポート」で読み込み、保証期限が計算されることを確認しています。ただし、Microsoft Excel で使う想定で作っているので、見た目が少し変わることがあります。
シリアル番号で偽物を見分けられますか
見分けられません。この管理表で分かるのは、同じシリアル番号が2回以上入っていることだけです。